経済制裁と戦争決断
内容紹介
太平洋戦争開戦の決断はいかになされたか。前史としての経済戦争の視点から、外務官僚の果たした役割を明らかにする。
目次
序 章 経済戦争という認識
第一章 武力行使以前の経済戦争
第二章 経済封鎖突破としての南進
第三章 日タイ軍事協定の模索
第四章 日独伊三国同盟の過誤
第五章 日ソ中立条約の虚像
第六章 戦争回避と南方施策の矛盾
第七章 経済封鎖打開としての戦争決断
終 章 革新派外務官僚の対米開戦指導
年 表 「国策の基準」策定から日米開戦までの南進の施策(1935~41年)