
居留民の上海
共同租界行政をめぐる日英の協力と対立
内容紹介
1920~30年代、40を超える国籍の人々が居住した「モザイク都市」上海、そこは日英両帝国の最前線でもあった。その盛衰とともに変化する各勢力の対応を行政制度から検討する。
目次
序章
第1章 上海共同租界と工部局
第2章 イギリス人居留民と居留民社会
第3章 イギリス人居留民と租界の危機
第4章 上海の日本人居留民と租界行政
第5章 工部局と日本人
第6章 工部局市参事会選挙
第7章 日中戦争と上海共同租界「臨時市参事会」の成立
終章