信用金庫破綻の教訓

信用金庫破綻の教訓

その本質と経営行動

  • 著者:石川清英
  • 定価:7,150 円
  • ISBN:978-4-8188-2246-7
  • 判型:A5判
  • 頁:420頁
  • 刊行:2012年12月
  • ジャンル:金融経済

内容紹介

信用金庫はなぜ破綻したのか。バブル崩壊後の信金の破綻は27金庫にのぼる。その要因を究明するため、信用金庫財務諸表の計量分析を行うと同時に、代表的事例として伏見信金と相互信金、西陣信金の破綻事例を分析し、経営行動上の問題点を浮き彫りにする。

目次

第1部

 第1章 序論

 第2章 先行研究
 第3章 研究方法
 第4章 マハラノビス距離を用いた1変量解析による破綻兆候の検出
 第5章 多変量データ分析と破綻のプロセス

第2部

 第6章 伏見信用金庫(京都みやこ信用金庫)の破綻
 第7章 西陣信用金庫の破綻
 第8章 相互信用金庫の破綻
第3部
 第9章 ケーススタディの再構成および解釈と計量分析結果との照合
 第10章 経営改善および破綻防止にむけての対応策
 第10章 結び