〈流求国〉と〈南島〉

沖縄史を読み解く 2

〈流求国〉と〈南島〉

古代の日本史と沖縄史

  • 著者:来間泰男
  • 定価:4,180 円
  • ISBN:978-4-8188-2240-5
  • 判型:四六判
  • 頁:440頁
  • 刊行:2012年10月
  • ジャンル:歴史人文・社会

内容紹介

『隋書』流求国は沖縄のことか。古代大和王権は「南島」を支配したが、そこに沖縄は含まれているのか。日本の平安時代まで沖縄はまだ縄文時代。両者を比較しながら10世紀までの沖縄史を描く。

目次

第1章 首長国家群の誕生(弥生時代終末期)
第2章 大王の時代(古墳時代)
第3章 律令国家の誕生(飛鳥時代)
第4章 「流求国」は沖縄のことか(7世紀)
第5章 律令国家の展開(奈良時代)
第6章 『続日本紀』に現われる「南島」
第7章 律令国家の動揺と再編(平安時代前期)
第8章 摂関=藤原政権(平安時代中期)
第9章 10世紀までの沖縄諸島