食料環境政策学を学ぶ

食料環境政策学を学ぶ

  • 著者:明治大学農学部食料環境政策学科編
  • 定価:2,860 円
  • ISBN:978-4-8188-2162-0
  • 判型:A5判
  • 頁:280頁
  • 刊行:2011年07月
  • ジャンル:農業農業

内容紹介

農業経済学から食料環境政策学へ。食や農のあり方、環境・資源の展望問題など持続可能な社会の基礎となる「食料と環境」を問題解決視点で論じた新しいテキスト。

目次

  第1部◆食料と農業
第1章 食と社会 ―社会のなかで食を考える  大内雅利
第2章 フードシステムの展開
     ―牛乳・乳製品にみる農家から食卓まで  大江徹男
第3章 農業・農村のマネジメント
    ―持続的な農業経営,農村地域をつくる  竹本田持
第4章 農業政策の枠組みと目的
    ―戦後日本の軌跡と転換期における役割  橋口卓也
第5章 アジア途上国の経済発展と農業
    ―中国の食料・農業問題  池上彰英
第6章 先進国農業・農業政策の特徴
      ―CAP改革・農業保護から農村振興へ  石月義訓

  第2部◆環境・資源と地域
第7章 環境・資源問題の枠組みと政策課題
    ―環境・資源問題の切り口を考える  本所靖博
第8章 環境・資源問題と経済学
    ―経済行動と環境との関連を考える  廣政幸生
第9章 自然資源問題の解決と共生社会
 ―コモンズの悲劇を克服するコモンナレッジ  岡通太郎
第10章 環境社会学の目で見る生活と農業
     ―むらから世界を考える  市田知子
第11章 資源問題と地域
     ―地域からの循環型社会の形成  田畑 保
第12章 地域問題とガバナンス
     ―問題解決の場としての地域  小田切徳美