労務管理の生成と終焉

労務管理の生成と終焉

  • 著者:榎一江・小野塚知二編
  • 定価:6,380 円
  • ISBN:978-4-8188-2330-3
  • 判型:A5判
  • 頁:376頁
  • 刊行:2014年03月
  • ジャンル:経済史・経営史経済

内容紹介

いつ、いかにして労務管理は誕生したか。その生成・定着条件、産業の社会的・歴史的現象を比較・解明し、労働の請負化や在宅化・企業外化等の現状と新たな展開を再検討する。

目次

主な内容
序 章 労務管理の生成とはいかなるできごとであったか  小野塚知二
第1章 日本労務管理史研究の射程               木下順
第2章 フランス金属工業における熟練資格と労働者管理  清水克洋
第3章 管理問題発見の主体と主観               小野塚知二
第4章 工場徒弟制から「人事管理」へ             関口定一
第5章 フランスにおける「カードル(cadre)」層の形成過程   松田紀子
第6章 日本製糸業における労務管理の生成とジェンダー 榎一江
第7章 会社徒弟制のトランスナショナル・ヒストリー 木下順
第8章 戦前期日本電機企業の技術形成と人事労務管理 市原博
第9章 日本の労働者にとっての会社          禹宗*                            *は木偏に元