公私分担と公共政策

公私分担と公共政策

  • 著者:金澤史男編
  • 定価:6,160 円
  • ISBN:978-4-8188-1969-6
  • 判型:A5判
  • 頁:475頁
  • 刊行:2008年01月
  • ジャンル:経済学経済

内容紹介

グローバル化と財政危機の局面を迎えた公私分担のあり方を実証的、理論的に検討し、民営化等構造改革の本質、歴史的位置を解明。新たな公共性をどう再構築していくか。

目次

序章 現代財政と公私分担の再編(金澤史男)
◆第1部 民活・民営化と公共部門の再編
第1章 公私分担論の展開と公民パートナーシップ(門野圭司)
第2章 国鉄と道路公団の民営化(杉本有造)
第3章 郵政事業の民営化と公的金融の再編(木村佳弘)
第4章 労働政策の規制緩和と公私分担(村上英吾)
◆第2部 地域・自治体における公私分担の再編
第5章 地域政策の展開と公共部門の役割(沼尾波子)
第6章 地域振興政策と構造改革特区(平敷卓)
第7章 開発型第三セクターの変容と公共性(其田茂樹)
第8章 病院PFIの検証(大島誠)
◆第3部 公共政策の新領域と公私分担
第9章 都道府県の森林環境政策にみる公私分担(石崎涼子)
第10章 排出許可証取引による新しい環境政策の展開(清水雅貴)
第11章 産業廃棄物処理における公私分担の変容(関耕平)
第12章 文化産業振興における公私分担(岩本洋一)
◆第4部 途上国・アジアにおける公私分担の再編
第13章 途上国インフラ整備における公私分担(船津潤)
第14章 韓国公企業の民営化(李弦祐)
第15章 フィリピン・電力部門の民営化(高端正幸)