「生きること」の問い方

「生きること」の問い方

歴史の現場から

  • 著者:大門正克・長谷川貴彦編著
  • 定価:5,170 円
  • ISBN:978-4-8188-2595-6
  • 判型:A5判
  • 頁:352頁
  • 刊行:2022年01月
  • ジャンル:歴史人文・社会

内容紹介

歴史のなかに「生きること」をどう問うか。書かれたことから、聞き取ったことまで、多彩な史料を読み解き、人びとが「生きること」にどう向き合ってきたのか、新たな光をあてる。

目次

序 論 歴史のなかで「生きること」を問う
     ――問い方をめぐる課題と方法           大門正克 

第1部 近世から近代へ
第一章 女・子どもの「いのち」を守る社会的紐帯の形成
     ――幕末から近代初頭の日記にみる          沢山美果子 
第二章 「結社の時代」を生きる――伊香西浅井郡相救社の設立  大月英雄 
第三章 近代民間福祉の出発――明治前期の秋田町を対象として  大川啓 
第四章 近代日本を漁業出稼ぎで生きる
     ――経営史料からのアプローチ            中村一成
論点1 近世から近代を生きる――ヨーロッパと日本       長谷川貴彦 

第2部 近代から現代へ
第五章 東北大凶作を生き延びる
     ―一九三〇年代の岩手農民と母子衛生・保健医療活動  鬼嶋淳
第六章 生きる術としての示威行動(デモンストレーション)
     ――飢餓突破川崎市労働者市民大会にみる戦時と戦後  佐々木啓
第七章 山間(やまあい)の地で生きること
     ――兵庫県関宮町を事例として            高岡裕之 
第八章 共同的記憶がつくる「民主主義」
     ――高度成長後のムラを生きる            倉敷伸子
論点2 新自由主義の物語を超えて――イギリスと日本      長谷川貴彦 

おわりに                           大門正克