シリーズ政治の現在
公共の利益とは何か
公と私をつなぐ政治学
内容紹介
政治とは何か。古代ギリシア以来の問いを「公共の利益」の実現という観点から捉えつつ、自由主義や民主主義の理念、選挙や政党の仕組み、中央と地方の関係など政治学の基礎から解説。
目次
序 章 政治学をどう学ぶか
第1章 政治とは何か:集団による意思決定
第2章 公共の利益:奉仕する全体はどこにあるか
第3章 自由主義:個人はなぜ政府を必要とするか
第4章 民主主義:人民の舵取りはどこに向かうか
第5章 権力分立:ケーキを公平に切り分ける方法
第6章 議会:世論受けするだけが政治家の仕事か
第7章 執政部:国王の代役を担った政治の幹部職
第8章 官僚:誰に「忖度」するのが行政の役割か
第9章 選挙:1人1票で民意をどこまで測れるか
第10章 政党:個人商店に留まらない組織化の論理
第11章 団体:カネとフダは社会全体を良くするか
第12章 中央地方関係:地域の声をどう汲みとるか
第13章 国際関係:各国が自国第一なのは当然か