
近現代日本の地方産業集積
木工から機械へ
内容紹介
産地型集積から都市型複合集積へダイナミックな転換・変動が進展したメカニズムを備後福山の下駄・家具・機械工業を事例に、産業史的見地から実証的に明らかにする。
目次
序章 地方産業集積のダイナミズム
第Ⅰ部 下駄産業
第1章 松永下駄産地の形成:戦前期
第2章 松永下駄産地の展開:戦時経済統制期
第3 章 松永下駄産地の生産拡大と業種転換:戦後復興期から高度成長期
第Ⅱ部 家具産業
第4章 府中高級婚礼家具産地の生産体制と流通システム:高度成長期
第5章 府中高級婚礼家具産地における熟練労働力の調達と養成:高度成長期
第6章 福山家具産地の形成と発展:高度成長期の松永地区を中心に
第Ⅲ部 機械工業
第7章 備後福山機械工業集積の形成:戦前・戦時期
第8章 備後福山機械工業集積の成長:戦後復興期・高度成長期
第9章 備後福山機械工業集積の構造転換:グローバル化時代
● 【 2022年度第16回企業家研究フォーラム賞受賞 】
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