自動車流通の経営史

自動車流通の経営史

メーカーとディーラーの関係を中心に

  • 著者:四宮正親
  • 定価:4,950 円
  • ISBN:978-4-8188-2569-7
  • 判型:A5判
  • 頁:276頁
  • 刊行:2020年10月
  • ジャンル:経済史・経営史経済

内容紹介

日本で自動車販売が始まった20世紀初頭から市場が縮小する現代まで、自動車流通システムはいかに構築され、また変化したか。メーカーとディーラーの関係を軸に、経営史の視点で検討する。

目次

 序 章 本書の課題と構成
 第1章 日本における自動車販売の萌芽と定着
 第2章 第二次世界大戦前の輸入車販売――日本自動車のケース
 第3章 第二次世界大戦前の輸入車販売――梁瀬自動車のケース
 第4章 国産大衆車企業の誕生と流通販売体制の構築――トヨタのケース
 第5章 戦時経済と自動車流通――日配・自配一元化案をめぐって
 第6章 第二次世界大戦後における系列別自動車販売の復活と再編成
 第7章 神奈川県における国産車ディーラーの創設――戦前・戦後の一齣
 第8章 第二次世界大戦後における系列別自動車販売の進展――1950~60年代を中心に
 第9章 系列別自動車販売の進展と限界――1970~90年代を中心として
 終章 わが国の自動車流通におけるメーカー・ディーラー関係