途上国財政論

途上国財政論

グローバリゼーションと財政の国際化

  • 著者:船津潤
  • 定価:5,280 円
  • ISBN:978-4-8188-2545-1
  • 判型:A5判
  • 頁:274頁
  • 刊行:2019年10月
  • ジャンル:経済学経済

内容紹介

援助国政府と国際金融機関は途上国の重要なパートナーだが、その姿勢は途上国財政を強く規定する。途上国財政、そして途上国との国際協力・国際協調の全体像と実態に迫る。

目次

序章 途上国財政の研究について

  第I部 グローバリゼーションと途上国財政
第1章 途上国財政の全体像――1997年までを対象に
第2章 途上国のインフラ整備――民活と世界銀行グループ
第3章 援助・貧困削減・途上国財政
第4章 途上国の貧困削減に関する国際的ミニマムとODA
 
 第II部 途上国財政の実相――「世界システム」を踏まえたスリランカ財政
第5章 スリランカ初のPRSPの検証
第6章 ラジャパクサ政権下の第2のPRSP