
ドイツ歴史学派の研究
内容紹介
歴史学派とは何か。ロッシャー、シュモラー、ゾルバルトなど代表的研究者の膨大な業績の分析を通し、新たな視点からその世界を解明。歴史学派研究の頂点に立つ力作。
目次
第1章 ドイツ歴史学派
第2章 ヴィルヘルム・ロッシャーの歴史的方法
-『要綱』刊行150年にあたって-
第3章 国民経済から資本主義へ
-ロッシャー、シュモラー、ゾルバルト-
第4章 グスタム・シュモラーの生涯と学説
-社会問題から経済社会学へ-
第5章 グスタフ・シュモラーの方法論
-『国民経済、国民経済学および方法』-
第6章 社会政策の経済思想:グスタフ・シュモラー
第7章 シュルツェ=ゲーヴァニッツの社会政策思想
-『社会平和』を中心に-
第8章 近代資本主義論の生成
-ゾルバルト『近代資本主義』の意義
第9章 資本主義とエコロジー
-ゾルバルトの近代資本主義論-
補 論 小林昇とドイツ経済思想史研究