東北の近代と自由民権

東北の近代と自由民権

「白河以北」を越えて

内容紹介

「白河以北一山百文」と蔑まれた東北に広がった自由民権の炎。その意義を地域との関わりから多面的に考察し、東北近代史研究に一石を投じる必読の書。

目次

序 章 「白河以北」から自由民権運動研究に新たな息吹を!
友田昌宏
第一章 東北自由民権運動研究史の再検討――精神史の提唱をめぐって
河西英通
第二章 宮城県における自由民権運動の展開とその研究
千葉昌弘
第三章 社会的弱者の民権運動――『朝野新聞』にみる宮城県の多彩な結社に注目して                 
新井勝紘
第四章 〈反民権〉の思想史――福島・喜多方事件再考のために  松崎 稔
第五章 山形県庄内地域の自由民権運動――ワッパ事件と三島県政との関連を中心に
三原容子
第六章 明治初期のハリストス正教会と政治的活動――南部地域における動向を中心に
山下須美礼
第七章 雲井龍雄と米沢の民権家たち――精神の継承をめぐって
友田昌宏
第八章 自由民権運動から初期社会主義運動へ――単税論を軸として
後藤彰信
東北自由民権運動関係文献目録                      友田昌宏