家と共同性

家族研究の最前線 1

家と共同性

  • 著者:比較家族史学会監修 加藤彰彦・戸石七生・林研三編著
  • 定価:本体5200円+税
  • ISBN:978-4-8188-2439-3
  • 判型:A5判
  • 頁:384頁
  • 刊行:2016年09月
  • ジャンル:歴史人文・社会
  • アマゾンで購入

内容紹介

「家」とは何か。「家社会」とは何か。過去1000年の日本家族の歴史とその特質を、国際比較の視点を交えて描き出す。家族の変化を論じるためには、過去の家族について知らねばならない。

目次

序章 家と共同性―家社会の歴史を鳥瞰する 加藤彰彦・戸石七生・林研三
 第1部 家社会の成立史
第1章 戦国期畿内近国の百姓と家  坂田聡
第2章 中世・近世の宮座と家  薗部寿樹
第3章 関東における家の成立過程と村―地縁的・職業的身分共同体と家  戸石七生
第4章 近世後期における家の確立―東北農村と西南海村の事例  平井晶子
 第2部 近現代における家社会の展開
第5章 家・宮座・共同体―近代移行期における家墓の普及と座送り慣行  市川秀之
第6章 家・同族論からみた家族企業の全体像―三井の別家に注目して  多田哲久
第7章 明治民法「家」制度の構造と大正改正要綱の「世帯」概念―立法と司法における二つの「家」モデルと〈共同性〉  宇野文重
第8章 下北村落における家の共同性―オヤグマキとユブシオヤ・ムスコを中心として  林研三
 第3部 国際比較の視点から
第9章 婚出女性がつなぐ「家」―台湾漢民族社会における姉妹と娘の役割  植野弘子
第10章 「家(チプ)」からみた韓国の家族・親族・村落  仲川裕里
第11章 近世インドの農村における農民と「家」―18~19世紀のインド西部に注目して 小川道大
第12章 18~20世紀スウェーデンにおける世襲農場の成立過程  佐藤睦朗
終章 家社会の成立・展開・比較  加藤彰彦