
日本デジタルカメラ産業の生成と発展
グローバリゼーションの展開の中で
内容紹介
デジタルカメラ産業の形成を、 IT革命の進展など社会背景、世界市場、メーカー、部品供給と生産体制、海外移転と下請企業、フィルム産業の衰退などから実証的に検証する。
目次
序 章 問題の所在 グローバリゼーションの展開とデジタルカメラ産業 矢部洋三
第1章 デジタルカメラ産業の概況 1995-2013年
飯島正義、沼田郷、矢部洋三、山下雄司
第2章 デジタルカメラメーカーの国際的生産体制 矢部洋三
第3章 主要部品メーカーの供給関係とその生産体制 矢部洋三
第4章 海外生産の全面展開と地域産業
――長野県諏訪地域を中心として 飯島正義
第5章 台湾企業による受託製造の増大とその要因 沼田郷
第6章 デジタル化移行期におけるフィルムメーカーの活動
――イーストマン・コダックを中心として 山下雄司
第7章 日本デジタルカメラの国際的品質評価 竹内淳一郎
終 章 2010年代におけるデジタルカメラ産業の諸問題 矢部洋三
索 引