
住空間の経済史
戦前期東京の都市形成と借家・借間市場
内容紹介
投資収益を生み出すハコとしての住戸とヒトがつくる生活空間としての住空間。土地と建物を巡る重層的関係が織りなす柔軟な市場という視点から、戦前期の都市形成を描く。
目次
序 章 課題と方法
第1部 関東大震災以前
第1章 震災以前の建物ストックと住宅需給
第2章 大戦景気期の量的住宅難
第3章 1920年恐慌後の経済的住宅難
第2部 関東大震災以後
第4章 関東大震災後の絶対的住宅難
第5章 慢性不況下の経済的住宅難
第6章 戦間期のRC造アパートの実践と木造アパート市場の形成
終 章