近代都市の装置と統治

首都圏史叢書 7

近代都市の装置と統治

1910~30年代

  • 著者:鈴木勇一郎・高嶋修一・松本洋幸編著
  • 定価:本体4800円+税
  • ISBN:978-4-8188-2231-3
  • 判型:A5判
  • 頁:400頁
  • 刊行:2013年02月
  • ジャンル:歴史人文・社会
  • アマゾンで購入

内容紹介

市街鉄道、上水道、市場など、様々なインフラや処理施設をはじめ、寺社、公園、墓地などの宗教・娯楽施設から、戦前の都市運営や支配の構造を探る。

目次

 はじめに 松本 洋幸
第一編 市民生活と都市装置
 第1章 関東大震災以前における東京市内交通機関をめぐる公益性の議論 櫻井 良樹
 第2章 横須賀市における屎尿処理問題 ―市営化とその展開― 吉良 芳恵
 第3章 関東大震災と横浜市の警備体制 吉田 律人
     ―都市装置としての「軍隊」をめぐって―
 第4章 日用品小売市場の展開 ―公益市場と私設市場― 山口 由等
 第5章 都市の神社と選挙粛正 源川 真希
     ―1930年代における「都市装置」と公共についての試論―
第二編 郊外開発と都市装置
 第6章 「死」をめぐる都市装置 ―近代東京における墓地と地域社会― 石居 人也
 第7章 池上をめぐる郊外開発と本門寺 鈴木勇一郎
 第8章 1910年代東京市近郊における私設水道と賃取橋 白石 弘之
 第9章 「田園都市」の水道問題 松本 洋幸
 第10章 大都市装置としての「帝都天然公園」 梅田 定宏
      ―奥多摩の開発をめぐって―
第三編 都市装置を支えたもの
 第11章 大都市近郊の町村財政 神山 恒雄
      ―東京市隣接五郡の町村債を中心に―
第12章 市街地改造装置としての都市計画関係者集団と土地区画整理 高嶋 修一
     ―雑誌『都市公論』の検討を手掛かりに―