近世村社会の変容
微視の村落史
- 著者:内田鉄平(浄土真宗浄円寺歴史事務局研究員)
- 定価:6,050 円
- ISBN:978-4-8188-2223-8
- 判型:A5判
- 頁:320頁
- 刊行:2012年07月
- ジャンル:歴史 (人文・社会)
内容紹介
豊後の一村落が近世末期から近代にかけて、どのように変容していったのか。人的構成、産業構造、支配など、多面的に追求する。
目次
序章 本書の課題と目的
第1部 日田郡地域社会と村社会
第1章 近世後期における豊後日田郡会所と村社会
第2章 日田郡における筋の編成と地域 -奥五馬筋を事例に
第3章 日田郡における楮皮販売と地域社会 -奥五馬筋を事例に
第2部 村請制村にみる村社会の実態
第4章 近世後期、隣村間にみる地域社会の形成過程
第5章 庄屋の在村化と村社会
第6章 村社会における村組の役割
第3部 百姓成立からみる村社会の変容
第7章 女性筆頭人からみる村社会の変容
第8章 村の独り身対策について
第9章 村社会における「百姓成立」
(第9章 補論)村社会における寺院と厄介の出現