
地域に学ぶ関東大震災
千葉県における朝鮮人虐殺 その解明・追悼はいかになされたか
内容紹介
軍施設周辺での虐殺事件を解明し、犠牲者の追悼を続ける地域の人びと。 いま、若い世代がその活動に学び、 地域に根ざす研究の可能性をさぐる。
目次
第一部 調査者とともにたどる関東大震災朝鮮人虐殺の地域
第1章 船橋市馬込霊園・船橋無線塔記念碑を歩く
第2章 八千代市高津・大和田新田・萱田を歩く
第3章 「軍郷」習志野を歩く
補 記 第一部の理解を深めるために
第二部 千葉県における関東大震災朝鮮人犠牲者追悼・調査
実行委員会のあゆみ
第4章 関東大震災朝鮮人虐殺研究の二つの流れについて
第5章 実行委員会の活動1―『いわれなく殺された人びと』刊行まで
第6章 実行委員会の活動2―遺骨の発掘と慰霊碑建立
第三部 聞き書き記録
第7章 実行委員会への聞き書き
第8章 船橋市馬込霊園の追悼についての聞き書き
【正誤表】
以下の通り誤りがありましたので、お詫びして訂正いたします。
182頁8行目 【誤】 朝鮮人殉難者追悼の碑 ⇒ 【正】 朝鮮人殉難者追悼之碑
182頁8行目 【誤】 荒川河川敷 ⇒ 【正】 荒川の土手下
182頁10行目 【誤】 河川敷近くに ⇒ 【正】 土手下に
182頁10行目 【誤】 同碑は「日本人」が建立し、 ⇒ 【正】 同碑は日本人と朝鮮人が協力して建立し、