マルクスを巡る知と行為

マルクスを巡る知と行為

ケネーから毛沢東まで

内容紹介

ケネー『経済表』、スミス『国富論』に通底するマルクス『資本論』の思想を巡り考察。日本や中国への影響についても「水野津太資料」により活写する。

目次

目   次
まえがき i
本書の構想 vii
第1部 知としての思想──経済学史・経済思想史の研究
第1章 比例と均衡──『経済表』再読・ 1
・ はじめに 1
・ 「範式」を読む 4
・ 「範式」を見る 13
・ おわりに 21
第2章 模型から経済統治まで──『経済表』再読・ 25
・ はじめに 25
・ 「ジグザグ表」の基本的性格 25
・ 人口・富・経済統治 33
・ おわりに 38
第3章 自然価格の理論──『国富論』再読・ 43
・ はじめに 43
・ 短期の均衡 44
・ 自然価格への収斂 48
・ おわりに 51
第4章 権原の理論──『国富論』再読・ 53
・ はじめに 53
・ ビーヴァーと鹿の交換 53
・ 二つの価格体系 57
・ 権原の歴史性 61
・ おわりに 64
第5章 景気循環の理論──『資本論』再読 69
・ はじめに 69
・ マルクスの諸命題 69
・ 景気循環 75
・ 傾向的帰結 81
・ おわりに 85
第6章 「植物の再生産表式」──門司正三再読 87
・ はじめに 87
・ 門司論文を読む 88
・ 門司論文について考える 96
・ おわりに 104
第2部 行為としての思想──共産主義運動史料の注解
第7章 「第一次共産党」に関する聞き取り稿本 111
・ はじめに 111
・ 史料について 111
・ 史 料 118
第8章 「31年テーゼ草案」と「32年テーゼ」に関する談話 141
・ はじめに 141
・ 史料について 141
・ 史 料 147
第9章 「多数派」に関する聞き取り稿本 159
・ はじめに 159
・ 史料について 159
・ 史 料 164
第10章 毛沢東の野坂参三宛て書簡 181
・ はじめに 181
・ 史料について 181
・ 史料原文と日本語訳 184
・ 史料の位置 191
付 録 『近代日本の社会科学』をめぐって 197
・ はじめに 197
・ 『近代日本の社会科学』 198
・ 本書から学んだこと 200
・ おわりに 203