パリの肖像 19-20世紀 

パリの肖像 19-20世紀 

  • 著者:ベルナール・マルシャン著/羽貝正美訳
  • 定価:本体6800円+税
  • ISBN:978-4-8188-2094-4
  • 判型:A5判
  • 頁:470頁
  • 刊行:2010年11月
  • ジャンル:歴史人文・社会
  • アマゾンで購入

内容紹介

激増する人口、都市改造と都市の近代化、戦争と内戦、長期化する住宅難と現代に連なる都市政策の試行錯誤。2世紀に及ぶパリの都市史を通して都市の在りようを問いかける。

目次

目   次
日本語版への序文 i
緒 言 v
凡 例 vii
第1章 あまりにも急激なパリの成長(1815-1850) 
パリの人口の爆発 
人口動態の変遷 
なぜこれほど大規模な移住が生じたのか 
栄光と悲惨:首都は病に陥る 
19世紀初頭のパリ:適応不能の都市 
19世紀中葉のパリの悲惨 
都市の危機の発見 
パリの「移動」 
都市の新しい形態 
七月王政のプロジェクト 
パリのイメージの悪化 
第2章 都市の近代化(1850-1890) 
近代化:オスマン男爵の事業 
成功の時期(1853-1860) 
困難な時代(1860-1870) 
オスマンの事業の総括 
自由都市パリ:パリ・コミューンの意味 
愛国的なパリ 
革命的なパリ 
コミューンの本質 
未解決の諸問題 
パリはモデル都市か 
危機の時代のパリ(1872-1895) 
今ひとつの首都:ロンドン 
第3章 光の都市(1890-1930) 
新しい世紀 
進歩の果実 
アカデミズムのもとでの新しい選好 
新しい都市 
新しい交通形態 
パリ市の新しい歳入 
郊外の荒廃:景観の破壊(1890-1930) 
パリの大規模工業 
郊外の跳躍 
パリ、世界の女王(1889-1930) 
ベル・エポック(良き時代)という神話 
今ひとつの都市:ウィーン、カカニアの首都 
モンパルナスと「狂乱の歳月」
住宅危機と都市計画の始まり 
第4章 優柔不断と漠とした意思(1929-1952) 
全く新しい情勢 
戦争の後遺症と大恐慌 
預金危機と住宅難 
パリの都市計画の萌芽 
プロ・プラン(1934) 
ドイツ占領期のパリ 
パリは焼失しなかった。しかし…… 
1948年法 
レオ・マレのパリ 
第5章 新たなオスマン主義か(1953-1974) 
ようやくにしての住宅政策 
グラン・ザンサンブル(大規模集合住宅団地) 
パリ郊外における市街化優先区域 
パリの近代化 
新しい主体と新たな課題 
古きパリの「修復」(8)
パリ周縁部の再開発 
ドゥルヴリエとパリ地域圏連合区(ディストリクト・ド・パリ) 
野心的な予測 
都市空間の新たな組織化 
新都市 
受け入れられた成長 
第6章 世紀末のパリ(1974-2000) 
1970年代の転換期 
断絶(1974) 
失われた均衡を求めて 
パリの「生活を変える」 
パリの主要な諸問題 
大統領の大規模な工事現場 
2000年前夜のパリ 
今日の諸問題 
パリとパリ地域圏 
フランスおよび世界におけるパリの位置 
結  論 
フランス近現代都市史・都市計画史年表 
訳者あとがき 
文献解題 
文献リスト 
人名、地名・場所等、事項索引