本庄事件

本庄事件

ペン偽らず

  • 著者:朝日新聞浦和支局同人著/栗田尚弥解説
  • 定価:3,080 円
  • ISBN:978-4-8188-2055-5
  • 判型:四六判
  • 頁:446頁
  • 刊行:2009年05月
  • ジャンル:社会・政治人文・社会

内容紹介

占領下の1948年、「暴力の街」と化した埼玉県本庄で起きた殴打事件。これを報じた『朝日新聞』の記事に鼓舞され、町の青年たちは立ち上がる……。“戦後民主主義”の第一歩。

目次

 復刊にあたって
 
 はしがき
 
 第1部 真実を索めて
  桐の町/「駆け出し」記/グニャグニャ問答/発火点
  盆提灯/目をむく人/三百代言攻勢/泣寝入りの手記
  山男記者/親分の写真/返り咲き/ヒゲの軍師
  ヤミ師/その前夜/町作り/反動氷山/切り返し
  目を醒ました獅子
 
 第2部 支局日記
  「印鑑泥棒」/腐ったリンゴ/検事の怪文書/
  本庄事件東京に移る/曲筆範例/証言はあばく
 
 国会審判
 
 本庄事件の顛末【年表】
 解説――本庄事件、その背景と意味
         (栗田尚弥 くりたひさや・国学院大学)