
完全従事社会の可能性
仕事と福祉の新構想
内容紹介
社会にとって家事や育児、コミュニティ活動など無給の仕事をどう評価するのか。完全雇用社会が行き詰まるなか、豊かで人間らしい生活を営める社会を構想する。
目次
はしがき
1.完全従事社会-仕事と福祉の新構想
2.エコソーシャル・ウェルフェアと完全従事社会
3.「社会的質」が問いかけるもの-社会的経済の視座から
4.参加所得の意義
5.コミュニティの急進理論-もう1つのコミュニタリズム
6.経済的シチズンシップの可能性-揺らぎ始めたシチズンシップ
7.社会政策と時間-「複合的資源自立性」によせて
8.コ・プロダクション-タイムバンクの基本理念と実態
9.地域内乗数効果概念の可能性-NEFの活動から
参考文献