東アジアにおける公益思想の変容

東アジアにおける公益思想の変容

近世から近代へ

  • 著者:陶徳民・姜克實・見城悌治・桐原健真編
  • 定価:本体3800円+税
  • ISBN:978-4-8188-2035-7
  • 判型:A5判
  • 頁:312頁
  • 刊行:2009年03月
  • ジャンル:経済史・経営史経済
  • アマゾンで購入

内容紹介

儒学をはじめとする東アジアの伝統思想が有した公益思想の実像を明らかにし、これが近代的公益事業の形成に果たした歴史的役割を、日中の企業家・教育家を中心に考察する。

目次

第1部 歴史における公益思想の諸相

第1章 近世中国における儒教倫理と商人精神(余 英時)
第2章 東アジアの救済施設としての社倉(陶 徳民)
第3章 近世における経済道徳と慈善事業との関係(L・ロバーツ)
第4章 近世イギリスの社会公益事業(坂下 史)

第2部 近代日本における公益思想の変遷
第5章 近代日本社会の形成と儒学思想(姜 克實)
第6章 「病院」の思想(桐原健真)
第7章 渋沢栄一にみる公益という名の慈善(山名敦子)
第8章 留岡幸助の慈善事業思想(室田保夫)

第3部 近代中国の公益思想 
第9章 中国社会福祉史上における近代の始まり(夫馬 進)
第10章 近代中国実業家の社会奉仕(朱 英)
第11章 近代南通における社会保障システムの構築と張謇の役割について(趙 明遠)
第12章 張謇・熊希齡にみる近代社会公益思想の展開(陳瑋芬)