「身分の取引」と日本の雇用慣行〔オンデマンド版〕
国鉄の事例分析
内容紹介
年功賃金、長期雇用、配置転換、社内資格、定員調整など日本の雇用慣行の形式と論理を、国鉄の事例に即して解明する。「身分の取引」の実態を明らかにした画期的な書。
目次
序論 課題と方法
第1章 戦前における身分制度の変化:「能力の発見」を中心に
第2章 職階給の導入とその変容:「能力」と「資格」
第3章 戦後における雇用慣行の形成:「貢献」と「身分保障」
第4章 職の秩序と昇進慣行:「仕事」と「身分」
第5章 戦後における定員問題の転換:「基準」と「職場取引」