小社、単行本です。

 
日本経済思想史研究 第23号
  • 著者:日本経済思想史学会編
  • 定価:1,650円
  • 刊行:2023年09月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:論説:河内屋可正の経済思想――元禄期畿内在郷町における「工夫」と「進退」(田口英明)、「第二次兵庫県」時代の「村会」における「道」創設構想(南森茂太) ほか。 
福田徳三
評伝・日本の経済思想 13
経済学の黎明と展開
  • 著者:西沢保
  • 定価:3,080円
  • 刊行:2023年05月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:日本における経済学の先駆者で、慶應義塾、東京商大で多くの門下生を育てた。 生存権の社会政策、厚生経済研究を進め、福祉の増進に一身を捧げた。
新訳 蜂の寓話
私悪は公益なり
  • 著者:バーナード・マンデヴィル著/鈴木信雄訳
  • 定価:6,050円
  • 刊行:2019年11月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:18世紀、西欧に到来しつつある商業社会の本質を冷徹に見通していた思想家・マンデヴィル。思想の一部はアダム・スミスが事実上継承し、ケインズ、ハイエク、マルクスらの想源となった作品の新訳。
フランス古典経済学研究
  • 著者:平田清明
  • 定価:7,150円
  • 刊行:2019年10月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:フィジオクラシーの思想的基礎。小農経営と危機的な再生産=蓄積。英国古典派に拮抗するもう一つの古典経済学。著者初期の苦闘の跡を遺す、未公刊学位論文。
平田清明著作 解題と目録
  • 著者:平田清明記念出版委員会編
  • 定価:5,280円
  • 刊行:2019年10月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:記念碑的な『経済科学の創造』にはじまる著書12点の解題は、初出との比較、および反響も記載。著作目録は小文を含めた完全版。
オルテス国民経済学
  • 著者:ジャンマリア・オルテス著/藤井盛夫訳
  • 定価:8,250円
  • 刊行:2018年07月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:オルテスは『国民経済学』で持続可能なオープンマクロ経済モデルを推計し、人口減少下における経済の持続可能性を論じた。同様の状況下の今こそ注目されるべき古典である。
ドイツ歴史学派の研究
  • 著者:田村信一
  • 定価:5,280円
  • 刊行:2018年03月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:歴史学派とは何か。ロッシャー、シュモラー、ゾルバルトなど代表的研究者の膨大な業績の分析を通し、新たな視点からその世界を解明。歴史学派研究の頂点に立つ力作。
大塚久雄から資本主義と共同体を考える
コモンウィール・結社・ネーション
  • 著者:梅津順一・小野塚知二編著
  • 定価:3,300円
  • 刊行:2018年01月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:戦後社会科学の旗手であった大塚久雄。彼の提起したさまざまな基本的論点は、現在の人間・社会・世界に対してどのような問いを投げ掛けているだろうか。
ケインズとケンブリッジのケインジアン
ポスト・ケインジアン叢書 39
未完の「経済学革命」
  • 著者:L. L. パシネッティ著/渡会勝義監訳・内藤敦之・黒木龍三・笠松学訳
  • 定価:6,050円
  • 刊行:2017年11月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:20世紀最大の経済学者ケインズが巻き起こした「革命」は、未完に終わった。本書は、ケインズとその意思を継いだ人々の姿を浮き彫りにし、20世紀の経済学を再考する。
アダム・スミスの影
  • 著者:根井雅弘
  • 定価:2,860円
  • 刊行:2017年08月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:「経済学の父」アダム・スミスは、もっとも誤解され利用されてきた経済学者でもある。「市場原理主義」ではないスミスの真の姿をとおして、現代経済学への含意を考える。
カンティヨン経済理論研究
  • 著者:中川辰洋
  • 定価:9,350円
  • 刊行:2016年10月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:価格機構、企業者、所得流通フロー――租税を除く全領域を論じた「経済学の最初の論文」(ジェヴォンズ)の著者リシャール・カンティヨンの本邦初の研究書にして決定版。
新井白石の経済学
付注と考察
  • 著者:寺出道雄
  • 定価:7,040円
  • 刊行:2015年10月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:『読史余論』『西洋紀聞』『折りたく柴の記』などで知られる新井白石の経済論について、日本で最初の経済学的著作である「白石建議」を紹介し考察を加える。
大久保利通〔オンデマンド版〕
評伝・日本の経済思想 5
国権の道は経済から
  • 著者:落合 功
  • 定価:2,750円
  • 刊行:2015年05月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:討幕運動へと突き進んだ大久保が、財政が疲弊し、士族の不満が吹き荒れる中、なぜ最後は殖産興業を人生(=国家)の課題と考え、どのような独自の経済政策を推進したのか。
柴田敬
評伝・日本の経済思想 12
資本主義の超克を目指して
  • 著者:牧野邦昭
  • 定価:2,750円
  • 刊行:2015年03月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:日本人初の国際的経済学者とされ、戦中の活動から国家主義者とも呼ばれ、さらに環境経済学の先駆者ともいわれる柴田敬の目指したものは何だったのか。
テュルゴー資本理論研究
  • 著者:中川辰洋
  • 定価:7,700円
  • 刊行:2013年09月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:本邦初のテュルゴー研究書。近代経済学の最重要概念「資本」とその所有者「資本家」のタームの生み親テュルゴーの経済理論の革新性、経済学の古典形成への貢献と意義を解明。
所有と進歩
ブレナー論争
  • 著者:R.ブレナー/長原豊監訳/山家歩・田﨑愼吾・沖公祐訳
  • 定価:4,620円
  • 刊行:2013年06月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:資本主義の誕生をイギリス封建制の「失敗」の帰結として論じ、〈ブレナー論争〉を巻き起こした著者の、論争をみずから総括した最新論文を含む画期的論攷の集成。
北一輝
評伝・日本の経済思想 10
もう一つの「明治国家」を求めて
  • 著者:清水元
  • 定価:3,080円
  • 刊行:2012年08月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:帝国主義の世界にあって、明治国家と異なる「日本の近代」を構想し、闘い敗れた「急進的ナショナリスト」が目指したものは何か。その思想と生涯に迫る。
やさしい経済学史
21世紀南山の経済学 3
  • 著者:中矢俊博
  • 定価:770円
  • 刊行:2012年08月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:スミス、マルクス、ケインズを中心に、古代ギリシア・中世ヨーロッパから重商主義、古典派、新古典派までの経済学の道のりと、それを築いた経済学者たちの功績を概観する。
マルクスを巡る知と行為
ケネーから毛沢東まで
  • 著者:寺出道雄
  • 定価:5,060円
  • 刊行:2012年01月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:ケネー『経済表』、スミス『国富論』に通底するマルクス『資本論』の思想を巡り考察。日本や中国への影響についても「水野津太資料」により活写する。
回想 小林昇
  • 著者:服部正治・竹本洋編
  • 定価:3,080円
  • 刊行:2011年12月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:経済学の誕生と終焉をみすえて、人間的感覚の回復による経済の自律を希求した碩学の、思想と人格とを「文体」に結晶させた生涯を多くの知己が語る。
進化経済学の諸潮流
  • 著者:八木紀一郎・服部茂幸・江頭進編
  • 定価:6,380円
  • 刊行:2011年01月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:現在の経済理論は主観主義と客観主義の新古典派的な統合をもはや支持していない。過去の社会科学思想史を振り返り問題の整理を行い、さまざまなテーマから論じる。
ヴェーバー経済社会学への接近
  • 著者:小林純
  • 定価:6,160円
  • 刊行:2010年02月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:ヴェーバーの「経済社会学」をめぐり、社会・歴史観について「文化諸領域の固有法則性」をキーワードとして整理し、晩年の関心事を批判的に継承する力作。
内田義彦論
ひとつの戦後思想史
  • 著者:鈴木信雄
  • 定価:3,080円
  • 刊行:2010年01月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:日本社会に蔓延る権威主義に抗して、「自立した個人」の育成と「柔軟で公平な社会」の実現を目指した内田義彦の市民社会思想の核心に迫る。
『国富論』とイギリス急進主義
  • 著者:鈴木亮著/浜林正夫・飯塚正朝共編
  • 定価:8,250円
  • 刊行:2009年07月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:スミスをマルクスの先駆者としてのみ捉えるのではなく市民社会と資本主義社会を初めてトータルに把握し包括的で統一的な学問体系を拓いた思想家として位置づける試み。
大河内正敏
評伝・日本の経済思想 9
科学・技術に生涯をかけた男
  • 著者:齋藤 憲 著
  • 定価:2,750円
  • 刊行:2009年07月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:理化学研究所長であり、新興財閥理研コンツェルンの創設者であった大河内の、経営思想や科学技術教育の真髄を明らかにする。
ドイツ近代都市社会経済史
  • 著者:森宜人著
  • 定価:6,160円
  • 刊行:2009年02月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:世界の「模範」となったドイツの都市。電力がもたらしたダイナミズムを軸に、都市の近代化の歩みを実証的に解明する。
森村市左衛門
評伝・日本の経済思想 8
通商立国日本の担い手
  • 著者:大森一宏著
  • 定価:2,750円
  • 刊行:2008年12月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:日本の自動車産業をも支えている国際的な窯業企業の源流・森村組の創始者の生涯をたどる。優れた日本のモノヅクリの伝統を創出し日本製品の輸出の増大に大きく貢献した。
柳田国男
評伝・日本の経済思想 6
『産業組合』と『遠野物語』のあいだ
  • 著者:藤井隆至著
  • 定価:2,750円
  • 刊行:2008年08月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:農民が自助と協同の精神を持つことが必須であると説いた柳田の協同組合思想と『遠野物語』との関係に焦点をあて、彼の思想の核心に迫る。
大久保利通 
評伝・日本の経済思想 5
国権の道は経済から
  • 著者:落合功著
  • 定価:2,750円
  • 刊行:2008年07月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:討幕運動へと突き進んだ大久保が、財政が疲弊し、士族の不満が吹き荒れる中、なぜ最後は殖産興業を人生(=国家)の課題と考え、どのような独自の経済政策を推進したのか。
東畑精一の経済思想
協同組合、企業者、そして地域
  • 著者:篠崎尚夫著
  • 定価:5,500円
  • 刊行:2008年04月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:戦後日本の農業近代化と農村問題に貢献し、政府関連の要職を歴任した東畑。戦前からの「柳田・シュンペーター受容」は彼の内面にいかなる影響を与えたか。
下村治
評伝・日本の経済思想 4
「日本経済学」の実践者
  • 著者:上久保敏著
  • 定価:2,750円
  • 刊行:2008年04月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:日本の高度成長を予測し、その実現に貢献した下村。アカデミズムの外にいながら、日本経済に根ざした独創的理論を構築した。孤高のエコノミストの経済思想と生き様に迫る。
後藤文夫
評伝・日本の経済思想 3
人格の統制から国家社会の統制へ
  • 著者:中村宗悦著
  • 定価:2,750円
  • 刊行:2008年03月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:戦前期、既存の政党政治批判を軸に新日本同盟などを通じて新たな体制の構築を模索した内務官僚・後藤文夫。「新官僚」のリーダーが抱いた統制の思想と行動を読み解く。
赤松要
評伝・日本の経済思想 2
わが体系を乗りこえてゆけ
  • 著者:池尾愛子著
  • 定価:2,750円
  • 刊行:2008年02月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:雁行形態型発展論で世界的に有名な赤松はハーバード・ビジネススクールの実例教授法を日本に導入、その東アジア・大洋州の資源分布論は戦後の貿易政策に影響を与えた。
シュンペーターの未来
マルクスとワルラスのはざまで
  • 著者:ハインツ・D.クルツ著/中山智香子訳
  • 定価:3,080円
  • 刊行:2008年01月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:経済分析の発展とその歴史に大きな役割を果たしたシュンペーターの人と作品、そして研究から何を学ぶか。過去との対話によって「新しいアイディア」が生まれる。
山田盛太郎
評伝・日本の経済思想 1
マルクス主義者の知られざる世界
  • 著者:寺出道雄著
  • 定価:2,750円
  • 刊行:2008年01月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:戦前期マルクス主義の代表作の一つであり、日本における社会科学の展開に大きな影響を与た『日本資本主義分析』を読み直すことを通じて、新たな山田盛太郎像を提示する。
リカードの経済理論
価値・分配・成長の比較静学分析/動学分析
  • 著者:福田進治著
  • 定価:5,280円
  • 刊行:2006年12月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:リカードの経済学を自己の立場の先駆者と位置づけるスラッファ派と新古典派の解釈と両者間の論争に対して、近年の批判的研究に基づいて新たなリカード解釈を提示する力作。
日本の経済思想(2)
経済思想 10
  • 著者:鈴木信雄編
  • 定価:3,520円
  • 刊行:2006年08月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:経済理論、経済誌、経済政策、そして社会思想・社会哲学という領域で、時代と格闘しつつ、独創的な業績をあげ、国際的にも高く評価されている思想家から何を学ぶか。
日本の経済思想(1)
経済思想 9
  • 著者:大森郁夫編
  • 定価:3,520円
  • 刊行:2006年07月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:明治啓蒙期から戦前期に至る経済学の受容・定着・展開の過程や経済思想家達の現実との格闘を検証し、日本資本主義のさまざまな相貌を浮かび上がらせる。
20世紀の経済学の諸潮流
経済思想 8
  • 著者:橋本努編
  • 定価:3,520円
  • 刊行:2006年05月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:社会主義を知の虚焦点とした20世紀の経済学は、すでに歴史と化したのか。理論家にして批判者たる経済学者たちの、知の古層を思想的に読み解く。
経済思想のドイツ的伝統
経済思想 7
  • 著者:八木紀一郎編
  • 定価:3,520円
  • 刊行:2006年02月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:中欧ドイツ語圏地域における経済近代化を背景にした歴史学派、オーストリア学派、経済社会学の展開を経て、特殊な道から多様性の認識に迫る。
社会主義と経済学
経済思想 6
  • 著者:大田一廣編
  • 定価:3,520円
  • 刊行:2005年10月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:液状化した社会主義国家。迷走する資本主義。社会主義とはいったい何だったのか。人類の壮大な夢に挑んだマルクスをはじめとする思想家たちの可能性を再検証する。
経済学の古典的世界(2)
経済思想 5
  • 著者:大森郁夫編
  • 定価:3,520円
  • 刊行:2005年07月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:複雑化する資本主義経済の動向は経済学者達の社会=経済認識を深化させたが、経済学にとって進歩とは何だろうか。新古典派経済学の成立、その後の発展と批判を中心に展開。
経済学の古典的世界(1)
経済思想 4
  • 著者:鈴木信雄編
  • 定価:3,520円
  • 刊行:2005年05月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:制度化された「経済学」の呪縛を解き、現代社会に対する認識をいかに深化させるか。〈経済学の誕生〉と〈その後〉の思想家の「可能性の中心」を論じる。
黎明期の経済学
経済思想 3
  • 著者:坂本達哉編
  • 定価:3,520円
  • 刊行:2005年04月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:混沌性をはらんだ体系化以前の経済学17~18世紀の啓蒙思想形成期にあたって近代国家と市場経済システムの完成を目のあたりにする一方で、文明社会がもたらす様々な危機と不安定性を意識していった思想家達を再検証する。
経済学の現在(2)
経済思想 2
  • 著者:吉田雅明編
  • 定価:3,080円
  • 刊行:2005年01月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:辺境に拓かれる経済思想の新地平経済学の「いま」を問う
日本の経済思想世界
「十九世紀」の企業者・政策者・知識人
  • 著者:川口浩編著
  • 定価:6,930円
  • 刊行:2004年12月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:日本の近世と近代の狭間にある巨大な激動期「十九世紀」とはいかなる時代であったか。当時を代表する渋沢栄一、福沢諭吉をはじめとする企業者・政策者・知識人の経済思想をとりあげ検証する。
経済学の現在(1)
経済思想 1
  • 著者:塩沢由典編
  • 定価:3,080円
  • 刊行:2004年11月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:経済学の現在は今日の歴史的世界の裡にどのような位置にあるか、もし経済学に可能性がのこされているならば、その「可能性の中心」とはどのようなものか。第一線の研究者が挑む!
ルソーの経済哲学
  • 著者:B.フレーデン著/鈴木信雄・八幡清文・佐藤有史訳
  • 定価:3,520円
  • 刊行:2003年06月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:公平と貧困に何の関心も持たず、無邪気に資源の最適配分や経済的効率性のみを追求していてよいのか。人々の利己的行為、自然的・社会的環境の共有、交換の詐欺性などを論じる。
歴史学派の世界〔オンデマンド版〕
  • 著者:住谷一彦・八木紀一郎
  • 定価:5,280円
  • 刊行:2003年03月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:
オーストリア学派の経済学
体系的序説
  • 著者:尾近裕幸・橋本努編著
  • 定価:3,520円
  • 刊行:2003年02月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:主流の新古典派経済学に異を唱えるオーストリア学派の形成の歴史、担ってきた人々、理論などを体系的に紹介し、新しい経済観を構築するために書かれた初めての入門書。
アーヴィング・フィッシャーの経済学
均衡・時間・貨幣をめぐる形成過程
  • 著者:中路敬著
  • 定価:5,060円
  • 刊行:2002年10月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:『価値と価格の理論の数学的研究』『利子論』などの名著で知られるアメリカにおける近代経済学のパイオニアの一人フィッシャーの経済学の理論体系を明らかにする。
渋沢栄一の経世済民思想
  • 著者:坂本慎一著
  • 定価:6,160円
  • 刊行:2002年09月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:日本の資本主義の父と言われる渋沢は「論語とそろばん」という独自の思想で私的利益よりも公的、国家的利益を重視し数百にも及ぶ営利、非営利団体の設立、運営に携わった。
オリーブの風と経済学
イタリア人の考え方
  • 著者:松浦保著
  • 定価:2,420円
  • 刊行:2001年11月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:イタリア経済はイギリスよりも先進的だった!ポンドの記号はなぜ£なのか…。経済学の歴史を紐解きながら、これまでの等閑視されてきたイタリア人経済学者達の貢献とその物語。
ヴェーバー的方法の未来
  • 著者:鈴木章俊著
  • 定価:4,620円
  • 刊行:2001年05月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:社会科学・人文科学における分析思考法は今日益々進行し、その弊害が指摘されて久しいが、果たして諸学が統合化する要因はあるのか?ウォーラスティン=モデルより検討。
渡辺輝雄経済学史著作集第1巻
創設者の経済学
  • 著者:渡辺輝雄
  • 定価:6,600円
  • 刊行:2000年12月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:フランソワ-・ケネーを中心とした重農主義研究の第一人者による、ほぼ50年にわたる労作。R.カンティロンやW.ぺティに関する研究をはじめ、マルクスの「再生産論」の想源の一つであったケネー「経済表」研究まで時系列順に収録する。
渡辺輝雄経済学史著作集第2巻
ケネー経済学研究(1)
  • 著者:鈴木信雄編集吉原泰助解説
  • 定価:6,600円
  • 刊行:2000年12月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:
渡辺輝雄経済学史著作集第3巻
ケネー経済学研究(2)
  • 著者:鈴木信雄編集
  • 定価:6,600円
  • 刊行:2000年12月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:
イギリス財政思想史
重商主義期の戦争・国家・経済
  • 著者:大倉正雄著
  • 定価:7,480円
  • 刊行:2000年09月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:17、18世紀の財政論は政府の推進した財政政策とどのようにかかわりを持ち、政策展開にいかなる影響を及ぼしたか。これまでの研究を超えて新しい視野を広げる意欲作。
マルサス派の経済学者たち
  • 著者:柳田芳伸ほか
  • 定価:2,750円
  • 刊行:2000年06月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:
F.A.ハイエクの研究
  • 著者:江頭進著
  • 定価:5,280円
  • 刊行:1999年11月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:ハイエクの経済理論は社会の一般理論にまで及ぶ。これまで自由主義の文脈でしか採り上げられなかったハイエクの経済理論と社会思想を批判的に継承し、新たな可能性を探る。
農業経済学への招待
  • 著者:太田原高昭・三島徳三・出村克彦編
  • 定価:3,520円
  • 刊行:1999年09月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:農政、農業経営、協同組合、農業開発、食糧・農産物市場の諸分野の内容を概説するとともに、分析手法としてのマルクス経済学、近代経済学、統計学の基礎を記述した入門書。
福沢諭吉の農民観
  • 著者:河地清著
  • 定価:3,630円
  • 刊行:1999年09月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:農民林金兵衛と啓蒙思想家福沢との出会い。2人の書簡、関係記事等を通して、歴史の中の心の触れ合いを探りつつ、「福沢思想」の農民運動に対する影響、地方への伝播を論考する。
アメリカ人の経済思想
その歴史的展開
  • 著者:田中敏弘編著
  • 定価:5,280円
  • 刊行:1999年09月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:アメリカの建国期から現代に至るまでの経済思想の展開における重要な問題とは何か。今日のアメリカ経済学やアメリカの経済政策を読み解く上で不可欠の研究。
日本の経済学と経済学者
戦後の研究環境と政策形成
  • 著者:池尾愛子編
  • 定価:5,830円
  • 刊行:1999年01月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:日本の経済学はどのように発展してきたか。また、経済学者の学術研究は経済政策形成とどう関わってきたか。制度的特徴を明らかにし、またデータを駆使してその全容に迫った。
リカードの経済学(下)
  • 著者:S.ホランダー著/菱山泉・山下博監訳
  • 定価:9,350円
  • 刊行:1998年12月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:カナダの経済学史の大家S.ホランダーは本書によって純理論と政策論の両面から従来の通説的なリカード解釈に挑み、新たなリカード像を打ち出し反響をよんだ。
歴史への視線
大塚史学とその時代
  • 著者:住谷一彦・和田強編
  • 定価:3,080円
  • 刊行:1998年10月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:大塚史学の一角をなした松田智雄、その形成を目の当たりにした小林昇・長幸男が語る学問形成の道程。また賀川豊彦・高野岩三郎など大塚と同年代の知識人たちのプロフィール。
リカードの経済学(上)
  • 著者:S.ホランダー著/菱山泉・山下博監訳
  • 定価:10,450円
  • 刊行:1998年10月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:カナダの経済学史の大家S.ホランダーは本書によって純理論と政策論の両面から従来の通説的なリカード解釈に挑み、新たなリカード像を打ち出し反響をよんだ。
シュムペーターのウィーン
人と学問
  • 著者:メルツ著/杉山忠平監訳・中山智香子訳
  • 定価:3,080円
  • 刊行:1998年08月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:シュムペーターの経歴、理論、思想を、彼の生きた時代の歴史との関わりから捉え、さらにマルクスの影響を受けたシュムペーターの帝国主義論の特徴と限界を明らかにする。
歴史学派の世界
  • 著者:住谷一彦・八木紀一郎編著
  • 定価:5,280円
  • 刊行:1998年01月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:
福沢諭吉の日本経済論
  • 著者:藤原昭夫著
  • 定価:3,520円
  • 刊行:1998年01月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:政治、外交、世界情勢、社会等あらゆる問題に鋭利な観察眼をもって対し、国民経済の安定をめざす福沢は、激動期日本経済の実態をいかに把握し、どのような政策を示したか。
続日本の経済雑誌
  • 著者:杉原四郎著
  • 定価:2,750円
  • 刊行:1997年11月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:経済雑誌研究の第一人者が、『東京経済雑誌』『東洋経済新報』を中心に、一般経済雑誌から今後の重要な課題の一つである地方の経済雑誌まで広く論じる。
人口学と経済学
トマス・ロバート・マルサス
  • 著者:中西泰之著
  • 定価:5,500円
  • 刊行:1997年07月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:「諸国の富と貧困の諸原因」を『人口論』および『経済学原理』の両著でその目標を追求したマルサスの人口学と経済学との間の内容・構造と両者の取り結びの態様を解明する。
経済倫理学叙説
  • 著者:山崎益吉
  • 定価:7,700円
  • 刊行:1997年07月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:
田口卯吉と経済学協会
  • 著者:松野尾裕著
  • 定価:6,600円
  • 刊行:1996年06月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:明治期の経済思想家、田口卯吉が主宰した経済学協会の活動の実態を発掘。経済学の普及、政策形成との関わり、啓蒙活動の地方への拡大、経済職能集団の形成などを考察。
田口卯吉と『東京経済雑誌』
  • 著者:杉原四郎・岡田和喜編
  • 定価:10,450円
  • 刊行:1995年02月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:明治期を代表する思想家の一人、田口卯吉は「日本開化小史」「史海」等多くの出版物を手がけた。田口は何をめざしていたのか。生涯をかけた『東京経済雑誌』を軸に検討。
『エコノミスト』の百年
1843-1943
  • 著者:エコノミスト社編/岸田理訳
  • 定価:3,850円
  • 刊行:1994年11月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:「エコノミスト」は、世界最古にして最大の経済雑誌である。100年を機に同誌の歩みとバジョット等編集者の思想と役割を様々な角度から分析した。
ヒューム
  • 著者:A.J.エア著/篠原久訳
  • 定価:3,080円
  • 刊行:1994年01月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:伝統的重商主義を批判し、古典経済学への道を切り拓いた18世紀イギリスの経済的自由主義の代表的思想家の人と時代と思想について。
ベンサム
  • 著者:J.ディンウィディ著/永井義雄・近藤加代子訳
  • 定価:3,080円
  • 刊行:1993年06月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:功利主義の元祖ベンサムは、倫理学、法律学、政治理論、社会改革などの分野に大きな影響を与えた。ベンサムは面白くないという俗説を覆す。
フランシス・ウェーランドの社会経済思想
近代日本,福沢諭吉とウェーランド
  • 著者:藤原昭夫著
  • 定価:8,910円
  • 刊行:1993年05月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:福沢諭吉の「学問のススメ」に深い影響を与えたウェーランドの著作は、明治初期に一大ブームをまきおこした。日本の近代化過程の中にウェーランドの業績を位置づける。
マルサス
  • 著者:久保芳和・橋本比登志訳
  • 定価:3,080円
  • 刊行:1992年11月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:
進歩と貧困
  • 著者:H.ジョージ著/山嵜義三郎訳
  • 定価:7,150円
  • 刊行:1991年11月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:わが国の地価高騰に対する無策が指摘されて久しい。ヘンリー・ジョージは土地の公共性を十分認識し、社会の公正な発展を唱えた。土地制度改革論者の古典的名著本邦初完訳。
増訂版 明治経済思想史
  • 著者:堀経夫著
  • 定価:5,720円
  • 刊行:1991年09月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:欧米経済学の導入と影響の過程を、自由主義経済学と保護主義経済学の対比から分析し、日本における経済学研究の指標をなした古典的名著。
マンチェスター派経済思想史研究
  • 著者:熊谷次郎
  • 定価:5,280円
  • 刊行:1991年01月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:
日本の経済思想四百年
  • 著者:杉原四郎・逆井孝仁・藤原昭夫・藤井隆至編著
  • 定価:3,850円
  • 刊行:1990年06月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:江戸時代から今日に至るまで、日本の経済発展に重大な影響を及ぼした経済思想家60人余の著作から、その思想を象徴する一節を選び400年の軌跡をたどる。
日本の経済思想家たち
  • 著者:杉原四郎著
  • 定価:2,750円
  • 刊行:1990年06月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:日本の経済思想史を、近世から近代に至る社会思想史研究の問題点を踏まえつつ、激動の時代を真摯に生きた多くの経済思想家たちを通して考える。
保護貿易か自由貿易か
  • 著者:H.ジョージ著/山嵜義三郎監訳
  • 定価:2,750円
  • 刊行:1990年04月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:国際間の自由な貿易は合理的な社会関係を樹立し、清算と富の公平な分配をもたらす。高騰地価には高率の税をかけよ。自由貿易の論理の徹底を説いた100年前の古典、本邦初訳。
古典経済学の生成と展開
古典経済学研究Ⅱ
  • 著者:田中敏弘編
  • 定価:3,520円
  • 刊行:1990年04月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:古典派経済学とは何か。余剰理論や一般均衡理論による硬直した機械的解釈の持つ限界に挑み、経済学が科学として初めて成立したとされる古典派経済学の実像の解明を試みる。
アダム・スミスの資本理論
古典経済学の成立と経済学クラブの展開
  • 著者:藤塚知義著
  • 定価:3,080円
  • 刊行:1990年01月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:没後200年を迎えた経済学の祖、スミスの「資本」概念の分析を中心に、リカード、マルサス、トウックへと至る古典経済学の系譜を辿る。
スコットランド啓蒙と経済学の形成
  • 著者:田中敏弘
  • 定価:3,520円
  • 刊行:1989年10月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:
資本主義と人間らしさ
アダム・スミスの場合
  • 著者:井上和雄著
  • 定価:2,420円
  • 刊行:1988年03月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:資本主義はわれわれにとってどういう意味を持つか。資本主義と文明という文脈の中で、アダム・スミスは「人間らしさ」ということをどのように考えていたか。
西洋から西欧へ
  • 著者:小林昇・杉山忠平著
  • 定価:1,760円
  • 刊行:1987年11月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:
経済学と経済学者
新しい経済学を求めて
  • 著者:杉原四郎著
  • 定価:1,760円
  • 刊行:1985年10月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:ミル、マルクス、河上肇の三人を主たる研究対象とする著者が「河上肇全集」の出版に関わる機関に書き綴った経済学と経済学者についての小論集。学問の厳しさを学ぶ。
渋沢栄一の経世済民思想〔オンデマンド版〕
  • 著者:坂本慎一
  • 定価:6,160円
  • 刊行:1970年01月
  • ジャンル:経済学史 (経済)
内容:日本の資本主義の父と言われる渋沢は「論語とそろばん」という独自の思想で私的利益よりも公的、国家的利益を重視し数百にも及ぶ営利、非営利団体の設立、運営に携わった。