小社、単行本です。
- 著者:中川雄一郎
- 定価:3,080円
- 刊行:2018年04月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:知っているつもりで実は分かっていない協同組合。その良識の何たるかを開陳。格差社会がますます広がりを見せるなかで、協同組合に何ができるのか。
新・協同組合論
- 著者:杉本貴志編/全労済協会監修
- 定価:2,310円
- 刊行:2017年11月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:ユネスコ文化遺産に登録された協同組合は、格差社会を克服できるのか。揺らぐ「食」と「職」、そして「地域」を救う可能性を、「協同」する人のつながりに見る。
日米の適用除外立法の根拠と範囲
- 著者:高瀬雅男
- 定価:3,410円
- 刊行:2017年03月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:独禁法適用除外の見直しの動きに対し、日米の協同組合のための反トラスト法・独禁法適用除外立法の根拠(必要性)と範囲を、アメリカ法の研究をふまえて論じる。
- 著者:中川雄一郎・杉本貴志編/全労済協会監修
- 定価:2,420円
- 刊行:2014年05月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:人々の絆は消え去るのか!「自己利益優先」の社会から「助け合い」の社会へ。
協同組合の理論と実践をとおして、「相互扶助」を基盤とした新しい社会づくりを展望する。
シリーズ社会・経済を学ぶ
基礎からの協同組合論
- 著者:佐藤信
- 定価:3,300円
- 刊行:2014年01月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:多様に存在する非営利・協同組織の担い手に焦点をあて、資本制経済の発展と地域経済の変貌に伴う「協同の担い手」の性格変化を明らかにし、展望を示す。
共済概念の探究
- 著者:相馬健次
- 定価:4,180円
- 刊行:2013年12月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:保険業法改正による共済規制によって、共済事業全体が営利保険と同質化傾向を強いられている。「自主共済」はどうなるのか。改めて共済規制と共済概念を探究する。
- 著者:小木曽洋司、向井清史、兼子厚之 編
- 定価:3,520円
- 刊行:2013年10月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:激変する社会経済にあって、格差拡大や地域崩壊が現実のものとなり、協同組織としての生協とその役割が問われている。新たな展開を可能とする生協運動のあり方を考える。
- 著者:中川雄一郎・杉本貴志編/全労済協会監修
- 定価:2,090円
- 刊行:2012年05月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:東日本大震災を契機に「絆」の大切さが見直され、協同組合の役割にも注目が集まっている。本書は歴史や理論、運動など協同組合を体系的に学ぶための、わかりやすいテキストである。
マーク:国際協同組合年実行委員会認定図書
- 著者:押尾直志
- 定価:4,400円
- 刊行:2012年04月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:国民の自主的な助け合いの運動・事業である共済が保険会社と同じ法律の適用を受け、事業の存続が脅かされている。新自由主義の規制緩和政策による共済規制の本質は何か。共済運動の今日的課題を視野に考察。
世界の憲法と独禁法にみる
- 著者:堀越芳昭著
- 定価:2,750円
- 刊行:2011年07月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:世界の憲法における協同組合の諸規定を検討し、協同組合の社会経済制度としての位置や特質を明らかにする。また独禁法の適用除外撤廃問題も多角的に検討、21世紀協同組合の地位を展望する。
- 著者:ティエリ・ジャンテ/石塚秀雄訳
- 定価:3,080円
- 刊行:2009年10月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:社会的経済と社会的企業は、新自由主義の失敗が明らかになった今、ますます世界的に注目されている。社会的経済発祥の地フランスにおける歴史、法制度、現在の挑戦を詳述。
合作社の起源と初期動態
- 著者:菊池一隆著
- 定価:7,150円
- 刊行:2008年09月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:1911年辛亥革命から1928年までを中心に、国際的視点から中国合作社の起点とビビッドな初期動態を本格的に解明し、世界協同組合史を考察する上でも不可欠な一書である。
協同のネットワーク
- 著者:岡村信秀著
- 定価:2,420円
- 刊行:2008年05月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:経済のグローバル化、少子高齢化。生活・福祉領域における新たな課題の克服をどこに求めるか。地域コミュニティに目を向け、新しい協同組織との連携を視野に展望。
- 著者:中川雄一郎・柳沢敏勝・内山哲朗編
- 定価:3,740円
- 刊行:2008年05月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:暮らしの崩壊と格差の拡大をまえに、非営利・協同組織は、雇用や暮らし、コミュニティの質的な改善に、どのような貢献をなしうるのか。日英仏伊にみる。
歴史・理論・政策
- 著者:A.エバース、J.-L.ラヴィル編/内山哲朗・柳沢敏勝訳
- 定価:5,060円
- 刊行:2007年05月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:欧州におけるサードセクターとは何か。欧州サードセクターの歴史的な展開、多元的経済の一翼としてのサードセクター経済をめぐる理論的・政策的課題を追求する。
- 著者:先﨑千尋著
- 定価:2,090円
- 刊行:2006年10月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:生きるために必要な「食」と「環境」を担う農協。地域社会から頼りにされ、なくてはならない農業・農協をめざして、現役理事が様々な問題提起と解決方法を模索する。
- 著者:田中夏子著
- 定価:4,070円
- 刊行:2005年04月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:「生きにくさ」の時代に「人が大事にされる暮らし方・働き方」を模索する社会的協同組合の視点から、それを担う人々に光を当て、その社会的背景、地域社会の構造を分析。
雇用・福祉のEUサードセクター
- 著者:C.ボルザガ/J.ドゥフルニ編/内山哲朗・石塚秀雄・柳沢敏勝訳
- 定価:9,020円
- 刊行:2004年07月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:「社会的企業」という新しい概念から、EU全15カ国の事例を詳細に分析、ポスト福祉国家におけるサードセクターを再定義して、経済と社会の転換と再生を理論的実証的に展望する意欲作。
- 著者:小山良太著
- 定価:3,850円
- 刊行:2004年05月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:国際競争下の地域産業の存立は可能か。競走馬産業の集積地・日高は国際化・馬場不況に晒される一方、産業構造転換とクラスター化を図っている。農協の新たな役割とは何か。
- 著者:日本協同組合学会編訳
- 定価:2,420円
- 刊行:2003年05月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:ILOの協同組合振興に関する勧告と国連の協同組合支援のガイドラインは、日本に如何に生かされるべきか。官産労各界の対応と政策。関係者を一堂に会したシンポジウムを収録。
豊かな仕事と人間復興
- 著者:中川雄一郎監修/農林中金総合研究所編
- 定価:2,420円
- 刊行:2002年10月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:地域の実態を実証的(経済政策・財政・資源など)に分析し、住民生活の変化を捉え、国内外の実践事例を報告する。失われつつあるコミュニティ回復と地域経済の再興の可能性を探る。
主要書籍を読み解く
- 著者:相馬健次著
- 定価:3,960円
- 刊行:2002年08月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:今日、生協の活動・運動は広く社会に普及しているが、戦後日本社会の歩みとともに、如何なる形成・展開・変容を辿ったのか。協同組合・生協論にみる、政策と理論の変遷。
E.V.二ールの協同居住福祉論
- 著者:中川雄一郎著
- 定価:4,840円
- 刊行:2002年06月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:19世紀イギリスの労働者生産協同組合運動を多様な人物、思想的葛藤、コミュニティ福祉論の実際等から検証し、近代協同組合運動の中に位置づけた著者のライフワーク。
供銷社の展開過程
- 著者:青柳斉著
- 定価:5,280円
- 刊行:2002年06月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:劉少奇の申し子である供銷合作社は浮沈を経て、今日1億8千万戸が加入し、ICAには副会長を送っている。変貌する中国農業にあって農民協同組合の展開可能性を詳細に論及する。
歴史・構造・経済的潜在力
- 著者:G.アシュホフ、E.ヘニングセン著/関英昭・野田輝久訳
- 定価:3,300円
- 刊行:2001年06月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:ドイツ経済政策の基本理念は社会的な市場の運営にある。経済構造を支える協同組合の特徴を、歴史・教育・法制・国際間協同等につき、統一後の状況にも解説を加えた増補新版。
ICAアイデンティティ声明と宣言
- 著者:ICA編/日本協同組合学会訳編
- 定価:1,540円
- 刊行:2000年11月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:1988年のマルコスによる価値議論の提起、92年のベイク報告をへて、95年に協同組合が依って立つ価値と実践のための原則を確立する。文献、年表等も加えた英訳決定版。
モンドラゴンから世界へ
- 著者:G.マクラウド著/中川雄一郎訳
- 定価:2,640円
- 刊行:2000年11月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:モンドラゴン、そしてバレンシアでの実験は多様な事業を生み出し、創設者たちの社会ビジョンや革新的な思想が実行されている。モンドラゴンの核心をつく著者の多年にわたる調査と考察。
- 著者:長谷川勉著
- 定価:5,500円
- 刊行:2000年07月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:国際化・自由化の中で協同組織金融は弱体化している。「設立の思想と理念」「地域と中小企業との同栄」を視座に、世界の歴史的変遷と現状を論究、社会的金融としての今後を展望。
- 著者:川口清史・富沢賢治編
- 定価:3,850円
- 刊行:1999年07月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:福祉国家から福祉社会へ転換の今日、非営利・協同セクターの概念を再確定し、その組織と運営・機能の実際をヨーロッパ各国からの報告をもとに、日本の課題と共に分析する。
構造調整政策下における役割と育成
- 著者:辻村英之著
- 定価:5,720円
- 刊行:1999年01月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:小農の絶対的貧困の解消に農村協同組合は貢献しうるのか。そのばあい、どんな育成手段と役割、機能を組合に負わせるのがいいか。80年代後半の事例と現地調査から分析する。
- 著者:田中秀樹著
- 定価:2,530円
- 刊行:1998年12月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:日本も世界も、今までの協同組合の時代が終わり、新しい時代が始まろうとしている。主体と協同の変化に対応した生協運動の構築のために何を志向せねばならないのか。
コープかながわ・コープしずおかの葛藤
- 著者:CRI・生協労働研究会編
- 定価:2,640円
- 刊行:1997年12月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:組織・事業の拡大をはかった多くの生協は、いまその反動により苦境にある。経営危機発生の根本を捉え、組合員・職員・経営者の共同作業による危機克服の方途。
ライファイゼン・システムの軌跡
- 著者:村岡範男著
- 定価:6,050円
- 刊行:1997年10月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:資本主義経済の進展下、ライン地方における自助・自己責任・自己管理という近代的協同組合の実態をもつ信用組合がいつ、どんな形で誕生したのか。その成立過程を解明する。
参加型社会システムを求めて
- 著者:富沢賢治・川口清史編
- 定価:3,740円
- 刊行:1997年07月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:現在の社会経済システムへの反省から非営利組織がふえ「協同組合」共済組織と共に今後の活動が期待されている。欧米と日本国内の活動状況を分析し論ずる待望のテキスト。
社会的経済の現代的再生
- 著者:富沢賢治・中川雄一郎・柳沢敏勝編著
- 定価:4,840円
- 刊行:1996年06月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:労働者が自らを雇用し生産活動を行う協同組合。その理念・制度・実態をイギリス・スペイン・イタリアを中心に検証。既存の産業構造のなかでどのように活動しているのか?
- 著者:川口清史著
- 定価:3,300円
- 刊行:1994年12月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:国家の失敗と市場の失敗を打開する途として注目される「社会的経済」「非営利セクター」および「アソシエーション」の新しい動き。欧米の現実からその可能性を追求する。
- 著者:シュルツェ・デーリチュ著/東信協研究センター訳
- 定価:3,520円
- 刊行:1993年10月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:協同組合運動の祖として、ライファイゼンと並ぶシュルツェの代表作『庶民銀行としての前貸組合』『協同組合読本』等を初めて訳出。併せてシュルツェの業績を加える。
スペインの協同組合コミュニティー
- 著者:W.F.ホワイト、K.K.ホワイト著/佐藤・中川・石塚訳
- 定価:4,180円
- 刊行:1991年06月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:スペイン・バスク地方の小都市モンドラゴンに展開するユニークな協同組合複合体の分析。フランコ独裁の中、その運動がどのように生まれ発展し、今日に至るか。
- 著者:今井義夫著
- 定価:3,520円
- 刊行:1990年10月
- ジャンル:協同思想 (人文・社会)
内容:1992年ICA(国際協同組合同盟)東京大会が開かれた。世界各国の協同組合運動の実情とその思想を報告・検討し、転換期にある運動の明日を考える。